高大連携講座・地域連携講座(未来探究講座)4日目(12/18)
こんにちは。探究推進課です。高大連携講座・地域連携講座(未来探究講座)最終日(4日目)、12月18日(水)13:45~14:55に実施した2つの講座についてお伝えします。
①ゲノムの解読と育種の利用
【講座の概要】
DNAシーケンス技術の発展により、生物のゲノム(遺伝子の全セット)を解読することが可能になりました。岩手生物工学研究センターでは、ゲノム解読によって得られた情報を農林水産物の品種改良に利用する研究を進めています。本講義では、ゲノム科学の最先端やゲノム情報を応用したお米の品種開発などについてご紹介します。
【生徒の感想】
一番、人間を一人解読するのにかかる費用を抑えるスピードがコンピューターの進化より速かったことに驚きました。阿部先生が地域のために塩水に強い米などをつくっていることを知って、私も将来、地域のためになる仕事につきたいと思いました。(中1)
ゲノム解読について最初は難しい印象があったが、実際はとてもおもしろかったのでさらに知りたいと思った。(中3)
前々から気になっていたPCR検査のしくみがまさかゲノム解析の講座で明らかにされると思わなくてびっくりした。そこ関係あるんだなーとおもしろかったです。岩手は、どちらかというと技術が遅れているイメージがあったから、こういった岩手での技術開発があるんだと知れて良かった。(高1)
農学に進みたいと思っていたので、講座を聞いて面白さがすごく伝わった。進路に繋がると思った。(高1)
②医療や健康福祉に役立つ生体の仕組みを調べる研究の紹介
【講座の概要】
本講義では、脳の情報処理システムや健康維持に関わる機構のような生体の優れた機能に関する最新の基礎研究を紹介します。さらに、これら基礎研究の成果が医療や福祉にどのように応用されているのかについて、工学的な視点から解説します。
【生徒の感想】
自分たちにとって身近なテーマだったので面白かったです。今日からの生活にも役立てていきたいと思います。(中2)
睡眠には興味があったので色々なお話を聞くことができて良かった。もっと質の良い睡眠を取りたいと思った。(中3)
とても分かりやすい説明の仕方で聞いていて面白かった。また初めは研究というと、めんどくさいというイメージがあったが、研究で証明される面白さというものを知れて、研究に興味が持てた。(高1)
私は医工学に興味があり、講師の先生にお話を伺った所、医工学は、医工学自体を専門とするのではなく、自分の専門を持っている状態の人が医工学もやるという感覚だというお話を聞けて、とても貴重なことを聞けて良かったです。(高2)