こんにちは。探究推進課です。引き続き、高大連携講座・地域連携講座（未来探究講座）第３日目、12月17日（火）13:45～14:55に実施した３つの講座についてお伝えします。

①ウガンダのゴミ問題から日本を考える

【講座の概要】
　私はなぜ国際協力をしているのか。ウガンダ・ウガンダ人とは。ウガンダのゴミ問題はなぜ起きているのか。日本は自然に優しい国なのか。を皆さんと考えながらお話していきたいと思います。

【生徒の感想】

• 岩手で技術の講座などの国際的な交流が行われていることに驚きました。ウガンダのことについては、発展途上国の生活様式や、ゴミをめぐった意見の対立などがあまり馴染みのない事柄で、国際的な問題を考えるうえでの新しい視点を得ることができました。（中１）

• 将来の夢がより明確となり、日々の生活から自分に何ができていないか・自分ができることなどを知り、問題解決へとつなげていくべきだと考えることができた。（中３）

• 以前から開発途上国の教育問題などに興味があり、よく調べていました。そんな中講座を通してその他の課題や課題背景を知ることができました。自分もいつか市川さんのような活動をしてみたいと思っていたので詳しく話を聴くことでより一層気持ちが強まりました。（高１）

• 本校からも、海外青年協力隊として活動している人がいると知って驚いた。将来参加してみたいという意欲が湧いた。ゴミ問題は先進国である日本でも重要な環境問題なので、私たちも今できることから取り組んでいかなければならないと思った。（高１）

• 高志探究でインタビューさせていただいた方で、より詳しい世界の問題について教えていただけて、よかったです。これからの探究に活かしていきたいと思いました。（高２）

②天文学入門

【講座の概要】

　惑星・小惑星の探査、宇宙人はいるのか、宇宙の始まりと終わりなど皆さんが興味を持っていそうなテーマでお話します。また、実際にインターネット望遠鏡を使った天体観測を体験することもできます。

【生徒の感想】

• いくつかの電波望遠鏡を使って大きな仮想的望遠鏡をつくって観測できることに驚いた。（中２）

• ケプラーの第一法則や、ハビタブルゾーンなど知らないことがたくさんあり興味深かった。一番もっと調べてみたいと感じたのは、SETIだ。地球外生命体が見つかればもっと面白いなと思う。（中３）

• 自分たちが学校で学んでいる物理法則が宇宙でも成り立つことが１７世紀にすでに発見されていたことにとても驚いた。（中３）

• 天文学と物理は強く結びついていることがわかった。一つの分野について極めるには、関連付くたくさんの学問分野を修める必要があると感じた。（高１）

③子どもの食物アレルギー

【講座の概要】

　子供の食物アレルギーの患者数は年々増加しています。すべての方に食物アレルギーを身近に感じ、正しく理解していただくことが大切です。この授業では、最新の情報を紹介しながら、どのように食物アレルギーと付き合っていけばよいかをお伝えします。

【生徒の感想】

• 自分が過去にアレルギー症状が出たことがあって、興味があって講座を受けたけれど、エピペンやアナフィラキシーなどのことを詳しく知って、もっと興味が湧いた。（中１）

• 実際に起こった出来事をうかがって、アレルギーの大変さを理解した。アレルギー症状が発症した時、一つ一つの判断が命取りになることに恐ろしさを感じた。周りの人がアレルギー症状を起こさないのが一番いいが、もし起きたときに今日学んだことを活かすことができると良いと思った。（中１）

• 私は血液研究にもともと興味があり、今回のアレルギーについての話は生物学と関連があって興味を持った。アトピー性皮膚炎や、皮膚の状態によってアレルギーの発生確率に影響することが驚いた。私もアナフィラキシーショックの方への処置方法に貢献できたらと思う。（高１）

• 今回の講座では、アナフィラキシーやアナフィラキシーショックへの初期対応の方法、大切さ、アレルギーの様々な原因、私たちが混同して覚えてしまっているアレルギーの違いなどについて正しい知識を得ることが出来たので良かったです。栄養系の道に興味も出てきました。（高１）

• 先生の実体験や医療の最新情報を教えていただき興味深く講義を受けさせていただきました。今回得た知識を今後の学習と関連付けたり、エピペンに触れてみたりして生活に活かして行きたいです。アレルギーの原因や予防法については明らかになっていないことが多いと知り、一刻も早くすべての人が安心して食品を食べることができるようになってほしいと思いました。そういったことに貢献する先生の研究のお話を聞き、大学での研究への魅力を感じました。（高２）