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高志探究Ⅰ『フィールドワーク』その1

こんにちは!一関一高の探究推進課です。

令和6年6月25日(火)に高校1年生の高志探究Ⅰ『フィールドワーク』が行われました。一関市の地域の産業や自然や資源に関わる5つのコースから自由に自分が参加するコースを選んで、フィールドワークに出かけます。
フィールドワークで得た知見や自然科学的・社会科学的な見方や考え方を働かせ、一関市の課題とその解決について考える力を養うのが目的です。

今回紹介するのは、「観光・関係人口」コースです。
今年度、新たに作られたこのコースでは、本校の卒業生でもある株式会社イーハトーブ東北松本数馬さん(https://note.com/ihatovtouhoku)、そして(有)げいび観光センターのみなさんのご協力を得て、一関市の観光について学びます。

松本さんのレクチャーの様子

このコースは最初に松本さんからのレクチャーを受けます。
その後、バスに乗って猊鼻渓へ出発です。

猊鼻渓でも観光に関わる方々に観光について、そして海外の目線でのお話も聞くことができました。

猊鼻渓でのレクチャーの様子

その後、生徒たちは舟下りへ。

あいにくの雨でしたが、それがかえって水墨画のような幻想的な風景となり、多くの生徒が感動。
もちろん、舟下りをしながらたくさんのお話を聞きました。
猊鼻渓の方々にたくさんの経験をさせていただきました。

松本さんの講義、そして講義を受けた後のフィールドワークは、非常に有意義なものになりました。

以下は生徒の感想です。実際に目で見て体験した学びから、主体的に自分たちが地域に関わっていく大切さを実感したようです。

▶一関の抱える大きな問題である人口減少に対する理解をより深め、一見あまり関係なさそうな観光の視点からも解決に導くことができると視点が広がった。多角的な視点を持って様々な問題解決に貢献していきたいと思う。

▶今回のフィールドワークを通して一言で「観光」と言っても様々な面の人が関わっていて、一方向から見るのではなく多面的に見ることの大切さを学んだ。一関市に来る外国人観光客は段々増えている。人口減少によって減った消費額をどのようにしてまかなうのか、観光地の売上の差をどのようにしてうめるのか、これからを担う自分たちが考えていく必要があると改めて感じた。

少しずつ、他のコースについても発信していきたいと思います。
ご協力いただいた方々、本当にありがとうございます!